林 俊宏
出身:滋賀県
職業(取材時):(株)スギヨ 管理部 マーケティング・広報 係長
この記事は、「能登半島移住計画」(2019年12月26日掲載)から転記いたしました。
能登半島移住計画は2021年3月末で終了いたしました。
意気投合、一念発起、あれからもう4年
「まさか知らない土地に住むことになるとは(笑)」と、元々七尾の事はご存知なかった林さん。七尾に移住されたきっかけは、前職での杉野社長、開発本部を率いる野田兄弟との出会いだ。
「前職で東京にいた頃、あるプロジェクトでプレゼンしに来て欲しいと言う事で、初めて七尾に来て、それをきっかけに意気投合して。一念発起ですね。」
七尾は人がすごく良い、人の距離がいい意味で近いと話してくれる林さん。「結婚する前とか、現場とかに行くと、おばちゃんが年頃の女性を見繕ってくれるんですよ。この子とか林さんに合うと思うよって(笑)。余計なお世話や!!って思いながらもそういうのが結構楽しくて。」
こちらから仕掛けていく、風は常にこちらに向かって吹いてこようとも
まずはスギヨの商品を多くの方に知ってもらう事、異なるニーズの方にそれぞれの食べ方を提案、スギヨの商品をより身近な食材として手にとってもらえるようにと、現在林さんはマーケティング・広報で奮闘されている。
「こちらから積極的に仕掛けていく、要は『取材待っています』じゃなくて、『取材して下さい』と言うような働きかけをしていく、逆風ばかりですけど(笑)」
スギヨに入社された後、自らマーケティング・広報の部署を立ち上げた林さん。先を見据えてギラギラと闘志を燃やしている。
世界初の発明『カニカマ』~もっと知ってほしい、スギヨという名前を!!~
優しい口調で「世界にスギヨありと、言わしめたい。」と熱き想いを語ってくれる林さん。そのためには「まずは国内で。良いものをつくっていると思うので、『スギヨ』という名前を知ってもらいたい。で、喜ばれる。ただ知ってもらうだけじゃなくて、『カニカマって便利だな』って。スギヨってカニカマを世界で初めて作った会社なんですよ。」
ここでしか出来ない、何か尖ったものを
「何か尖らせる、ここだけは絶対負けないみたいなのをまず1つ、出来ればそれぞれの世代で。何か一個、絶対的に勝っているものがあれば、特に若者。若い人が、不便だけど、ここだけはこの町良いんだよな、だから離れられないんだよなみたいな。」
尖がらないといけない、面白いことをやっていると思われるように社会人人生をかけて挑戦していきたいと語る林さん。ワクワクは伝染する。
社会人人生をかけて、メガンテ
何か良いアイディアや提案があると、『やりましょう』『変えましょう』とガンガンいこうぜの林さん。アイディアは頭の中だけにしまっておくのは勿体無いと、世界初の発明品『カニカマ』を装備した林さんの旅はまだまだ続く。スギヨの次なるチャレンジに乞うご期待!!
フォトライター 宮本一輝(石川県小松市出身)
インスタグラム:ciao_vamoskazu
※記事内容は取材時のものです。掲載情報変更の場合があります。
ご利用・お出かけの際は、お問い合わせ先などでご確認ください。