ワイン食堂ぷかぷか亭
亭主 ナカデテツヤさん
女将 ナカデ千恵さん
この記事は、「能登半島移住計画」(2018年3月9日掲載)から転記いたしました。
能登半島移住計画は2021年3月末で終了いたしました。
気軽にワインを楽しめるお店を開業
金沢から移住して1年半。中島町にお店を出すきっかけは金沢の30年来の友人黒瀬さん。黒瀬さんのお店「カフェ遊帆」に度々訪れ、黒瀬さんの愛艇「PucaPuca」号のヨットの上で同じ西岸でお店をすると決意。そのヨットの名前からお店の名前をぷかぷか亭と決めた。2016年11月にお店をオープン。オープンしてしばらくは金沢とお店を行ったり来たり・・・。
奥さんの千恵さんが中島に来たのは4月。それまではバタバタだったという。店主哲也さんのワインの知識を活かし、とにかくおいしいワインをバリエーション豊富に取り揃えている。ワインが苦手と思っていた人でも、このお店で飲めるようになったという人が多いそうだ。能登にはワイナリーが2つもあるのに能登の食卓にワインが並ぶことは少ない。ワイン文化がない地に気軽にワインを楽しんで欲しいという。
地元の野菜や魚にこだわる
メニューには地元の旬の野菜や魚を使った料理が並ぶ。一押しは特製ローストポーク。地元のみつば会が作るフルーティな味噌「おばば味噌」と赤ワインで4日間マリネし、1時間かけてじっくり焼き上げるローストポークは手間ひまかかったメニュー。こちらは事前の予約が必要です。
ランチメニューは生パスタセット。本日はランチセットをいただきました。
地元に喜んでもらえるお店を目指す
少しずつ手を加え、自分たちが居心地の良いお店にしたい。遠方から来られた方には田舎の良さを感じてもらいつつ、ここでしか味わえないものを提供したい。
この辺の若い人たちの遊び場が少ない。そんな中で若い人が喜んでくれるような息抜きの場、このお店があってよかったと思ってもらえるようなお店にしていきたい。
ここは何より風景が良い。海面に移る太陽や月はとってもきれいで、夕日がきれいな時には思わず写真を撮りに外にでてしまうくらい、と話す。そんな風景も感じてほしい。大変なこともあるなかで、田舎生活を楽しんでいるお二人の様子がうかがえた。
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