子どもの国 能登
3.子どもが喜ぶ能登のお菓子・・・輪島の朝市

今回私たちが紹介するのは、子どもに喜んでもらえる能登のお菓子です。
能登のお菓子で有名なのは「柚餅子（ゆべし）」や「いも菓子」で、人気もあります。
しかし、柚子やいも菓子に入っているニッキは苦手という子どもも多く、低年齢の子どもの場合好き嫌いが分かれます。
やっぱり子どもの味覚や好みは私たちとは少し違っていますし、成長するにつれて少しずつ変化していくものなのです。

お土産を買うとき、まず想像するのはもらう人の喜ぶ顔ですよね。子どもが「おいしい！」と喜ぶお菓子を選ぶにはどうすればよいのでしょうか。
そこで、私たちがお店の方に聞いたり、子どもたちに食べてもらって反応をチェックしてみたお菓子を紹介しますので、参考にしてもらえたらなと思います。

最初に見つけたのが「能登のさつまいも」です。
見た目はまさにさつまいも！一口かじってもさつまいも！他の「いも菓子」と違ってニッキも入っておらず、甘くてやわらかい食感でとってもおいしい！
お店のお母さんの話では、輪島では朝市でしか売っていないそうです。姉妹品に柚子味もありますが、やはり小さい子どもに人気があるのはさつまいもの方ということでした。店頭で試食できるので、食べてじっくり迷うこともできます。
子ども用にはさつまいもですが、柚子味も食べ易くおいしかったので、私たちは両方ともお土産に買いました。ちなみに大人にも大好評でした。

次に見つけたのが「能登塩キャラメルナッツクッキー」です。
能登半島の綺麗な海水で手間暇かけて作られた能登の塩はとてもおいしく、桜塩や竹炭塩などの一風変わった塩もあるのですが、これはそんな能登の塩を使ったクッキーです。
このクッキーはただ甘いだけでなく、ほんのりと塩がきいていてなんだか癖になる味なので、子どももきっと喜ぶと思います。
また、能登の塩を使った珍しいクッキーなので、ここにしかないという点でもまさにお土産という感じでいいですよね

最後に見つけたのが「松の実せんべい」です。
生地にじゃがいもを使用したとっても珍しいおせんべいで、輪島と提携を結んでいる北海道の六花亭でしか取り扱っていないそうです。多種類のトッピングがあり、試食を楽しみながら好みで選ぶことができます。
その試食がすごいんです！
私たちも試食したのですが、次から次へと、これはどう？あれもどう？と、丸々一枚渡してくれるのです。試食だけでおなかいっぱいになりました。
最後におせんべいを買った時にも、おまけで何枚か入れてくれました。こういう快いサービスも朝市ならではですよね。
さらに、このおせんべいは添加物を使っていないので、子どもにも安心です。能登の優しさがにじみ出ているようなおせんべいです。

私たちが調査したのは、金沢市幸町にある川上幼稚園の教会学校（詳しくは幼稚園のHP参照）に来ている幼稚園児と小学生合わせて22人と大人11人（先生方と当日参加した学生）です。
3種類のお菓子を食べてもらい、その中で一番おいしいと思ったお菓子のところに並んでもらいました。

子どもたちにダントツ人気だったのが、「塩キャラメルナッツクッキー」でした。
先生方は「子どもらは濃い味が好きやからねぇ。」と言っていました。子どもたちに聞いてみると、「キャラメルの味が濃くておいしい。」「ちょっとしょっぱくておいしい。」「甘すぎない。」「すごく美味しかった。」など、いろんな感想がありました。
「さつまいも」を選んだ子どもの何人かは、見た目が気に入っていました。「甘いものが好きじゃない」という子どもには、「松の実せんべい」が人気でした。

一人ひとりの好みもあると思いますが、今回の調査では塩キャラメルナッツクッキーが人気でした。能登に来て何を買えばいいか迷ったときには、ぜひお土産に買ってみてくださいね。
ちなみに私たちは、和菓子のようなしっとりとした「能登のさつまいも」も、サクサクで塩味が甘さを引き立てている「能登塩キャラメルナッツクッキー」も、食べ出すと止まらなくなる「松の実せんべい」も、能登の味がして大好きです！！！