遊び方は自由自在。自然の魅力を堪能できる「里山まるごとホテル」
自然あふれた里山の築150年の古民家で過ごす
地域全体を一つのホテルに見立て、里山の暮らしをまるごと楽しむ場所が「里山まるごとホテル」です。その1つである築150年の古民家をリノベーションした「中右衛門(なかよも)」は一棟貸の宿。自然の里山に囲まれた場所にあり、四季折々に違う顔を見せてくれます。
古民家内は昔ながらの良さを随所に残しながらも、快適に過ごせる工夫がなされています。一日一組の貸し切りで、最大5名(ベット2台、和式布団3セット)まで宿泊が可能です。
バス・トイレ別のセパレートタイプで、洗濯機も使えます。
ゆったりとした空間で過ごす快適な時間
広々とした和室や洋室にはデスクやソファーなどが設置されています。Wifiも完備されているため、ワーケーションにも最適です。暖かい時期には縁側を開放していますので、新鮮な空気を吸いながらの仕事もいいですね。コーヒー豆も常備されています。好きなときにミルで豆を挽いて、スロータイムを自分スタイルで楽しんでください。
キッチンには電子レンジや冷蔵庫の他、IHコンロ、ミニかまどなど調理グッズや食器も充実しています。地元のスーパーには能登ならではの食材もありますし、自炊してみるのも面白い体験になりそうです。
里山を楽しむ多彩な体験ツアー
ここでは、里山の豊かな自然をさまざまな形で体感することができます。ホテルスタッフや地元の方々が丁寧にお手伝いしてくれます。
「里山散歩ツアー」は、四季折々の自然に触れながら、夕食に使う野菜や山菜などを収穫する体験です。その他にも、ナイトツアーや希望の過ごし方に相談に乗ってくれるコンシェルジュサービスなど、宿泊の方は無料で参加できるものも多数あります。
和紙づくりやサイクリングツアーなどの有料アクティビティーも用意されていますので、ぜひ色々な体験をしてみてくださいね。
素材の味を堪能できる食事の数々
夕食は1日1組限定で「お食事処茅葺庵」で里山料理が堪能できます。囲炉裏から奏でられるパチパチという音をBGMとして、たっぷりの旬の野菜や山菜を使った地元のばぁばが1つ1つ愛情込めて作った料理を味わえます。
採れたての野菜で作られた料理はとてもみずみずしく、素材の味を活かした食事をいただけるのは格別な体験です。
宿のこだわりは翌日の朝食にも。部屋に設置してあるミニかまどで、自分たちでこだわりのお米を炊きます。グツグツと音を立てて炊き上がる炊飯の香りに食欲を掻き立てられます。
シンプルながらもこだわりが溢れるおかずとともに、ゆっくりとした時間の中で朝食をいただきます。
喧騒から逃れて自然の中でゆっくりとした時間を過ごす。これはある意味、最高の贅沢時間なのかもしれません。どこか懐かしく、ゆっくりと過ごすことができる体験型ホテルです。
一部写真:Masaru Eguchi
取材日:2021年2月
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