田園風景の広がる中、女性オーナーがセレクトしたちょっと変わったものや、センスの良いこだわりの商品が揃う、小さな文房具店。
田んぼのまんなかの文房具店
中能登町の旧鹿島地区の田園風景にある静かな佇まいの建物。エビス文具店は、ネコの青い看板が目印の小さなお店です。
「やってます」と書かれた看板にも味があります。
お店に入ると、文房具好きなら目が輝くほど、たくさんの文具がならびます。その数なんと、およそ1500種類。
オーナーの熊谷さんがこだわって選んだ、ちょっと面白い文具や日常がちょっと楽しくなるような素敵な文具が揃っています。
1500種類もの素敵文具が並びます
エビス文具店に足を運ぶお客さんは、子供から年配のお客さんまでさまざま。
年配のお客さんに特に人気の商品は、マスキングテープや、やることリスト。やることリストは3種類から選べ、田んぼや畑と働き者の能登のおじいちゃんおばあちゃんにはぴったりですね。
岐阜県のアラスカ文具店の文具や、トラベラーズノートなど、能登での取り扱いはここだけという文具もたくさんあります。
また、月終わりから月初めにかけては新商品が入荷。冬は手帳やカレンダーが揃うなど季節ごとに商品が変わるので訪ねるごとに目新しい商品があるのがうれしいところ。
お店のアイドル
楽しくて種類豊富な文具はもちろんですが、エビス文具店のもうひとつの魅力といえば、愛らしい猫。
猫はそれぞれエビス、アサヒ、キリンという名前の3匹。ビールが大好きだというオーナー熊谷さんらしい命名です。
猫たちは運が良ければお店でまったりと寝そべっているのが見られるかもしれません。文房具好きで猫好きな人にはたまりませんね。
看板猫目当てで、富山や金沢から来るお客さんもいるそうですよ。
開店までの道のり
七尾市に生まれ育った熊谷さん。子供のころから、文具店に入ると何時間でも文房具を見ていられたというほどの文房具好き。結婚して、中能登町に住むようになってから、新居の1階部分に夢だった文房具店をオープン。
現在ではネットショップも運営し、毎日更新のブログも人気です。
今後はオリジナルの文具も作りたいと熊谷さん。エビス文具店オリジナル文具、楽しみですね。
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