【輪島漆芸美術館】生誕一〇〇年 塩多慶四郎-漆芸美術館の髹漆コレクションとともに 2026年4月25日(土)〜

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塩多慶四郎(1926-2006)は輪島で初めて重要無形文化財「髹漆」保持者(いわゆる「人間国宝」)として認定されました。本年はその生誕100年を迎えます。塩多は素材を吟味し、刷毛目や小さな塵一つ残さない鍛え上げられた技術で、漆塗りの美しさを直截に伝え高い評価を受けました。また、乾漆造形を用いた一貫制作を行い、その艶を器形によって引き立て、沈金や蒔絵といった加飾と同等以上に塗りそのものの魅力を最大限に高めたといえるでしょう。

本展覧会では、塩多が展覧会出品を開始した1960年代から晩年にいたるまでの作品を展示し、創作と取り組みの変遷が鑑賞できる機会とします。さらに、塩多が塗りを手掛けた輪島塗作品も併せて展示し、その仕事に奥行きをもって迫ります。

同時に、塩多の活躍以降現代にわたり髹漆に専門化し、独自の創造性を発揮した作家たちの作品をコレクションから紹介します。塗りとそれを生かした造形の数々をお楽しみいただければ幸いです。

同時開催
「隠された技をたどる-夜の地球 Earth at Night」(展示室3)
「輪島塗の技と歴史」(展示室4)

入場料  一般:630円(520円)、高大学生:320円(210円)、小中学生:150円(100円)※( )内は20人以上の団体料金

関連事業

くり手のわざを楽しむ-輪島塗 実演・販売-
「蒔絵」箸の製作体験(有料)や輪島塗の実演・販売を行います。
日時:5月3日(日)9時〜17時、4日(月・祝)9時〜16時
会場:石川県輪島漆芸美術館 講義室・エントランスホール