滝の流れが直接海へ注ぎ込む「垂水の滝」。真冬には、日本海からの強風にあおられ滝の水が吹き上がることから、別名「吹き上げの滝」とも呼ばれています。
別名「吹き上げの滝」
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輪島市と珠洲市のちょうど境、「八世乃洞門」トンネルのすぐそばに垂水の滝があります。
この滝は海岸沿いにあり、流れが直接海に注いでいることで知られ、別名「吹き上げの滝」としても知られています。
真冬になると、強い海風が吹き付ける日には、その流れ落ちる水が強風にあおられて上に向かって吹き上がることからそう呼ばれるようになりました。
滝の水が左右に揺れながら空に向かって吹き上がる「逆さ滝」の光景は、まるで霧の中を白竜が天に昇るような幻想的なものなのだそうです。
能登外浦の景色や雰囲気を満喫できます
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滝のすぐ目の前は海。ごつごつした岩場に荒波が打ち寄せ、潮の香りが漂います。
滝を眺めながら、能登の外浦ならではの景色や雰囲気も存分に味わえます。
また、この垂水の滝のある海岸周辺では、冬場になると、荒れた海の波が岩に砕け水泡となって雪のように舞う「波の花」が現れます。波の花は、垂水の滝の”逆さ滝”と同様、厳冬期の強風の日に、海が荒れて波が高くなると見る事ができるそう。
共にぜひ一度は見てみたい冬の能登の風物詩です。
概要
能登では珍しい山から海へ直接そそぐ滝。落差およそ35mのこの滝は、別名「吹き上げの滝」とも呼ばれている。厳冬期の強い海風が吹く日は、滝が重力に逆らって左右に大揺れしながら、空に向かって上り始め、時には、滝口からそのまま真っ逆さまに吹き上がる。この逆さ滝は冬の風物詩。
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