七尾市・一本杉通りにお店を構える「高澤ろうそく店」。信仰心の厚いこの土地で、和ろうそくの伝統を守りながら、現代の暮らしの中にろうそくを灯すこと、ろうそくの明かりの空間を提案しています。人と環境に優しい”菜の花ろうそく”。優しい気持ちにさせてくれます。
女将さんオススメの「菜の花ろうそく」
高澤ろうそく店の女将さんオススメの商品がこちら!「菜の花ろうそく」
七尾和ろうそくの原料は”櫨(はぜ)”ですが、5、6年前から菜の花を原料に和ろうそくが作れないかと試行錯誤を繰り返してできたのがこの”菜の花ろうそく”です。
菜の花ろうそくの特徴は、溶けにくいという点があります。また、消したときの独特の匂いもおさえられているそうです。
和ろうそくは”癒す道具”
「信仰心の厚いこの土地で、朝晩丁寧にお参りされる時に先祖との対話の灯りに使って頂いています。」と、女将さんは言います。
しかし、それだけではないようです。
“仕事が終わった後、アパートに帰ってろうそくを一つ灯す。そうすると不思議とリラックス出来るんです”と、都会に住む若い人から感想が女将さんの元に届くそうです。
和ろうそくはまた、”癒す道具”にもなっているのですね。
目指せ、地産地消!
菜種油を使った和ろうそくづくりの取り組みには、地元の素材で和ろうそくを作りたい!という想いと可能性が秘められています。
まだまだ少量で、商品化出来るまでにはいたっていませんが、能登島ではかつてタバコ畑だった土地に菜の花を植える取り組みを行っています。
このような取り組みがどんどん広がって行けば将来的には能登の菜の花を使った菜の花ろうそくが出来上がるかもしれませんね。
女将さんは、中国に行く飛行機の中から、一面菜の花に染まった大地を見て、すごく感激したそうです。
能登空港へ飛行機で来る時に、能登半島が黄色く染まるほど、菜の花畑が広がることを夢見る女将さんでした。
パッケージにも注目です!
またパッケージもリサイクル可能で環境にやさしいダンボール製を利用しています。そして、箱に描かれているイラストは、絵と言葉の作家「太田朋」さんによるものだそうです。
高澤ろうそく店の商品のお取り寄せはこちら
菜の花ろうそく 1号45本
宵の楽しみあかり小箱
能登スタイルストア 和ろうそく 他にもかわいい柄をプリントしたものや植物をモチーフにした形のものなど色々な和ろうそくが。贈り物にも喜ばれますよ。
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