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森本 敬一(もりもと けいいち)さん

森本 敬一さん

「クリエイト」「森本石油」経営

能登の食材を広く伝えるフードアンバサダー

石川県鳳珠郡穴水町出身、1970年生まれ。ガソリンスタンド四代目。

食に携わるようになったきっかけは仲間との大人のクラブ活動だった。能登の食材を知ってほしく、イベントで屋台を出店。その時好評だった「能登牡蠣チャウダー」をレトルト食品として開発した。森本さんの挑戦はまだまだ続く。

令和元年度、地産地消推進協議会会長賞 食品産業部門受賞。

※記事内容は取材時のものです。掲載情報変更の場合があります。
ご利用・お出かけの際は、お問い合わせ先などでご確認ください。

有限会社クリエイト
〒927-0027 石川県鳳珠郡穴水町字川島ワ32-1
TEL:0768-52-8686

※ 通常ガソリンスタンドにいらっしゃることが多いので、ご連絡は下記にお願いします。

株式会社森本石油
穴水町字川島キ112-1
TEL:0768-52-0161
■ きっかけはガソリンスタンドのお客さんにいただいたムール貝
国道249号線沿いにある小さなガソリンスタンドに入ると、森本さんがおおらかな笑顔で迎えてくれた。棚には、森本さんたちが開発したレトルト商品だけでなく、いしるや塩など能登の食品があふれている。ガソリンスタンドと食品、なかなか結び付かない組み合わせだ。

大人のクラブ活動「チーム能登喰いしん坊」を結成したきっかけは、ガソリンスタンドのお客さんからいただいた、牡蠣養殖の際に付いてしまうムール貝。昔から出汁などに使われていたが、洗う手間がかかるため、最近では生産者さんの多くが、捨ててしまう。
「美味しいのにもったいないなと思って。仲間を集めて貝の毛をむしって泥を洗って能登ワインで酒蒸しにして屋台で提供してみたの。そしたらすごく評判が良かったんですよね」と、嬉しそうに語る。
■ もっとみんなと一緒に“モグモグ”したいなあ
「昔から食べることが大好きなもんで色々と調べたら、能登には揚げ浜式製塩やいしるといった特有の伝統調味料から、珪藻土を使ったコンロなど調理器具や、炭の生産もしていたり、燃料までが豊富に揃っているんです! なのに地元の人はあまり興味がなかったり…」 残念そうに、森本さんは言う。
「能登のいいところをもっと沢山の人に知ってもらいたい。みんなで一緒に“モグモグ”を楽しみたいんです」と豪快に笑う。そして地域の課題もみんなで食べて一緒に解決したい。

「能登牡蠣」ブランドにしても、地域間競争をしないで能登全体として盛り上げて進めていきたいと考えている。活動をはじめて10年、「チーム能登喰いしん坊」は2020年12月にNPO法人に進化した。
■ 思い出のチャウダーを商品に
牡蠣のチャウダーを屋台で出したのは、森本さんの祖父が1920年代のアメリカに留学していて、アルバイト先の魚屋でクラムチャウダーを売っていたことからヒントを得た。祖母によく作ってもらっていた為、小さな頃から思い出の味なのだそう。

屋台ではアサリの代わりに、穴水町ならではの牡蠣を使うことで旨味も倍増。能登の塩やイカのいしるも隠し味に使っている。
屋台以外でも食べたいという声に応えて、レトルト食品を開発することに。
「チャウダーは野菜が角ばっていることが大事なので、レトルトではそれが難しくて苦労しましたが、そこは妥協せずにこだわりましたね(笑) 」と、細やかな一面も見せる。
■ 顔が見える生産者さんならではの安心
屋台では当初、能登ぺったんこ焼きを販売していたが、ピザ窯を扱う社長さんと出会い、薪窯で焼く手作りピザを売ることにした。そこで生まれた竹炭を活かしたピザソースは、能登牡蠣ブラックカリーの前身。能登は元々炭の一大生産地であったことや、食用炭はデトックス効果も高く、黒いピザソースにしたら面白いんじゃないかと、チームメンバーの元炭焼き職人と開発することにした。
「能登ワイン醸造用のブドウもメンバーが生産しているし、能登の揚げ浜式製塩、能登のいしる、どちらもメンバーが生産に携わっています。生産者の顔が見える安心感をお届けしたいんです。」
■ ぶどうの葉っぱのハーブティー、フードロスへの想い
森本さんが最近力をいれているのが、能登のぶどう葉100%のハーブティー。11月に一面真っ赤に色づいたぶどう畑を見たとき、あまりに美しく、香りが良いことに感動し、この葉で何かできないかと思いついたのがお茶だった。ぶどうの葉が真っ赤に紅葉するのは11月のたった7日間。手積みにこだわり、製薬メーカーへその日中に直送。発酵させて焙煎する製法を試行錯誤して、納得のいく味になるまで3年かかった。無添加でノンカフェイン、ポリフェノールはワインの4倍、ゆっくりドリップすることで、綺麗なワインの色をしたハーブティーになる。ローズヒップのような爽やかな酸味と香りやタンニンの赤ワイン由来の味わいもあるのでワイン好きの方にも好評だと言う。

「これまで見落としてきた食材や捨ててしまっていた食材にも手をかけてあげることで美味しく活かすチャンスは沢山ある。そこに目をむけて、今後はフードロスの解消へもどんどん力を注いでいきたいんです」と、ニコニコしながら熱い想いを語ってくれた。

(取材・文/ふるさとライター 佐々木 一美)
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