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ドテラを着て
   キリコを担ごう

1.求む!キリコ担ぎ応援団
 能登といえば、お祭りですね。昨年(07年)秋、私たちは大学コンソーシアム石川の「地域課題ゼミナール」に参加して、能登半島の珠洲市をテーマにケーブルテレビ向けの番組をつくりました。そのときに能登のお祭りを取材することができました。感動的でしたよ。そこで見たこと、聞いたこと、感じたことをブログ風にまとめてみました。(「金沢大お祭りトリオ」豊田祥子、林小百合、宇野文夫)
 ドテラって、聞いたことありますか。もともとは、温泉旅館なんかで浴衣の上に着る丹前(たんぜん)のことだそうです。むかし漫画で「どてらネコ」というのがありましたが・・・。能登でドテラは派手なお祭り衣装のことをさします。文章で説明するより、画像を見てもらったほうがいいですね。写真のモデルになっているのは金沢大学「能登半島 里山里海自然学校」の赤石研究員です。赤石さんは能登に赴任して2年目ですが、すっかり能登の土地に溶け込んでいて、ご覧の通り、「能登のお兄さん」という感じでしょう。

 着ているのがドテラ。もともと女性の和服用の襦袢(じゅばん)をお祭りのときに粋に羽織ったのがルーツと言われていて、同じ能登のお祭りでもこのドテラを着るのは珠洲の特徴だそうです。色は青のほかに、赤、紫、黄など色とりどりで、それに花鳥風月の柄が入ります。一人で数着もっている人もいるそうです。おしゃれですよね。
 そして、お相撲さんの化粧回しのようなものが「前掛け」です。赤石さんが身に着けているのはちょっと分かりにくいですが、虎と波の模様です。これにも趣味があって、龍や獅子、波などの刺繍を施してあり、中には一着何十万円の特別注文のものもあるそうです。これだけお金をかけて、おしゃれに着飾ればお祭り気分も盛り上がりますよね。
 
 このドテラを着てキリコを担ぐのです。。能登半島では夏から秋にかけてが祭礼のシーズン。キリコは収穫を神様に感謝する祭礼用の奉灯を巨大化したもので、大きなものは高さ16㍍にもなります。輪島塗に蒔(まき)絵で装飾されたボディ、錦絵が描かれた奉灯、何基ものキリコが鉦(かね)と太鼓のリズムに乗って地区の神社に集ってきます。着ている物も派手なら、担ぐキリコもとてもきらびやか。とてもカラフルなお祭りです。
 ちなみに赤石さんは群馬県の新興住宅地生まれで、お祭りの衣装なんて着たことがなかったそうです。そして、子供の頃から祭りに参加して、太鼓を叩き、笛を吹く能登の人たちに驚かされ、うらやましいと思ったそうです。今回、土地の人から借りたドテラを着てトコトン祭りを楽しんだようです。そして、私たちのコラムにこんなメッセージを寄せてくださいました。

 
 「祭りの最後までキリコを担がせてもらえたことで地域の方々との一体感を強く感じました。祭りは地域の連帯感、絆を確認する大切な行事なのだと思います。能登では過疎が進み祭りを行えない地域も増えています。今後も多くの地域で祭りを継続できるように能登の再興に尽力したいと考えています」(赤石研究員)
 
 赤石さんのメッセージにあるように、華やかな祭りのなかにも能登の現実があります。キリコは本来担ぐものなのですが、実はキリコに車輪をつけて若い衆が押しています(写真・下)。かつて能登の集落には若者が大勢いてキリコを担ぎ上げたのですが、いまは人手が足りずキリコが重すぎて担げません。そこでお願いです。みなさん、いっしょにキリコを担ぎましょう。
ちなみにキリコはこんなふうに担ぎます

http://jp.youtube.com/watch?v=smkH7Jb8yKU

 
2008年9月15日から17日、能登のお祭りに参加しましょう。交渉しだいでドテラを借りて着ることができます。
求む!キリコ担ぎ応援団
uno@ad.kanazawa-u.ac.jp
 
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