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能登人に会ってきました!

丸和工業の脇田さんに会ってきました!


※内容、時間、料金など掲載情報は取材時のものです。
ご利用・お出かけの際は、お問い合わせ先などでご確認ください。

珠洲にはたくさんの珪藻土が眠っています。
その埋蔵量はなんと日本一!
その珪藻土を使って七輪をつくっていらっしゃる丸和工業の脇田さんにお会いしてきました。
■珪藻土の切り出し現場に潜入
さっそく七輪の材料である珪藻土を切り出している現場におじゃますることにしました。
ところが!!私達は洞窟探検用の長靴を忘れてしまったのです。
なんてこった・・。
そこで、
丸和さんで長靴をお借りすることにしました。
本当にありがとうございました。
みなさんは、長靴持参で行きましょう!
■おそるべし珪藻土
珪藻土の切り出し現場まで向かう途中、
笑顔が素敵な脇田さんにいろんなお話を聞かせてもらいました。
移動は脇田さんの車、BGMはもちろん演歌です。
珪藻土を使った陶器づくりにはなが~い歴史があります。
「珪藻土を使って陶器をつくりはじめたのは江戸時代初期くらい。
揚げ浜塩田で塩をつくるために珪藻土を使って釜をつくったのが始まりじゃないかね」
と脇田さん。すごい!そんなに昔から・・。

珪藻土おそるべし。
■洞窟探検
洞窟の見た目はちょっと怖い感じ。
おそるおそる中に入ってみると・・・・
洞窟の壁は四方が珪藻土!とっても神秘的な空間が広がっています。
この日は30度を超える暑さだったにもかかわらず、
洞窟のなかは空気がひんやり。
温度計をみると14度でした。
「洞窟のなかは常に常温だから、夏は涼しくて、冬は暖かいよ」と脇田さん。
"ぴちゃ!ぴちゃ!"歩くと可愛い音が洞窟に響きます。

洞窟の壁にはところどころ、灯りがついています。
その光が当たる場所に緑の物体を発見!
なんと、植物が生えていました。

自然の力おそるべし・・。
■珪藻土の切り出し職人さん発見!
迷路のような洞窟を進んでいくと・・、
珪藻土の切り出し作業を行っている方々を発見!
薄暗いトンネルのなかで、
ほぼ手作業で珪藻土の切り出しを行っています。
先人の知恵が詰まったさまざまな道具を使いこなして切り出していく様子は、職人さん!という感じでした。
切り出された珪藻土を触ってみると、さらさらしていて匂いもほとんどありません。
「作業している従業員の安全を守ることも大切なこと。」と脇田さん。
洞窟の通路には、非常用のベルやろうそくが設置されていました。
脇田さんにとって従業員の方達は大切な存在。
脇田さんのあたたかさを感じた言葉でした。
■丸和さんの七輪が丈夫なヒミツ・・・
丸和さんの七輪は、
切り出した珪藻土をそのまま使って七輪のかたちに削って焼くのでとても固くて丈夫なのです。
だから、切り出す珪藻土に亀裂が入っていると使えません。
亀裂の入っていない地層を選んで切り出しを行います。
自然相手の仕事です。
脇田さんの「自然には勝てない!」という言葉が心に残りました。
■珪藻土の加工・炭焼き現場に潜入
洞窟探検を終え、
珪藻土を加工している現場におじゃましました。
ここでも、また職人さん発見!
土の塊をほとんど人の手を使って削っています。
なかでも花切りと呼ばれる七輪の口の加工は、
とても人の手で削ったとは思えないほど美しく模様のようです。

素敵すぎる・・。
■エコな七輪!?
加工が終わったら、次は炭焼きです。
「炭焼きに使う木材は廃材を使っていて、地球にも優しいんですよ」と笑顔の脇田さん。

なんと、丸和さんの七輪はエコな七輪だったのです!
焼き終わると、珪藻土はほんのりピンク色になります。
やさしい自然の色です。
日焼けした私の手と見比べると七輪のやさしい色合いが引き立って見えました。
その後、
手触りを良くするため、焼き上がった七輪に着色をします。
最後に、金属の取ってなどをつけて出来上がり。
最後の加工まで従業員の方が手作業でひとつひとつ丁寧に仕上げます。
■丸和工業がつくる珪藻土の七輪
そんな素敵な七輪ですが、
現在つくっているのは4軒のみ。
そのうち地底から珪藻土を切り出ししているのは3軒だけだそうです。
なぜ、こんなに件数が減ってしまったのでしょうか・・・。
脇田さんに聞いてみました。
「戦後はたくさんの需要があった。
でも、燃料革命があって七輪の需要が減少して
七輪づくりに携わる人も減少してしまった・・。
私自身も、平成に入るまでは、七輪づくりを辞めようか真剣に考えたこともあった。
でも、丸和さんの七輪はいい!丸和さんの七輪じゃなきゃ!
と言ってくださるファンの方々に支えられたここまでこれた。」と脇田さん。

確かに、普通の七輪よりは値段は高めです。
でも、最初から最後まで人の手で大切に作られた七輪なのです。
この値段に納得してファンになる方がいることにもうなずけます。
脇田さんは品質にもこだわりを持っています。
「良いものを提供したい。絶対に欠陥商品は出したくない。」
こんな強いこだわりが、丸和工業の七輪ファンを増やし続けています。
 
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