のとびと(輪島市)
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下 孫一さん(輪島市)
漁師をしながら民宿を経営。町から遠く、冬には強い海風が吹く不便なロケーションだが、宿泊客の希望があれば定置網の漁を手伝ってもらったり、畑で収穫をしてもらったりと、村の生活に溶け込んでもらう。自然と素朴さを大切に、家族にしかできないもてなしで、能登の魅力を地道に発信している。
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星野 賀代子さん(輪島市)
とうふづくり、ホウバ飯、魚釣り、芋掘り、竹細工づくりなどのさまざまな体験メニューを提供する企画コーディネーター。地域にあるものの良さを柔軟な発想で引き出し、季節を楽しみ、天候を考慮し、地元の漁師さんや民宿の女将さんにも指導をお願いしながら、来館者に飾らないふるさと能登の暮らしを伝えている。
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谷元 亮介さん・明子さん(輪島市)
能登丼を提供する店舗の最年少夫婦。2年前に能登にUターンして来て、家業の民宿曽々木荘、曽々木食堂にて新しい時代を切り開こうとしています。
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下口 十吾さん(輪島市)
地元・門前にUターンして来た下口さんは3児のパパ。若者の少なさに戸惑いながらも、「このままじゃダメだ。なんかしないと!」という思いから、楽天市場のネットショップに参入。地震で大きな被害を受けながらも、前向きに取り組んでいる下口さんの紹介です。
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松本 昌夫さん(輪島市)
先々代からの塗師蔵を改装し、工房ギャラリーを開設した松本さん。ただし観光向け売店ショップではないので、オープン時間は決まっていません。玄関に紋羽織が出ている時のみ開場。前日までに電話かメールでご確認を。
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上島 洋山さん(輪島市)
能登門前に来て40年。能登へ移り住んで拓いた能州紬は、気の遠くなるような作業に真心を込めて織り上げられる。能登の自然を賛美する織物は、海草染め(うみくさぞめ)と手繍織り(てすくいおり)という二つの独創的な技術に支えられ、全国的に高い評価を得ている。
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中野 隆義さん・眞由美さん(輪島市)
蒔絵職人のご主人と表具師の奥様がそれぞれの技を活かして創作した蒔絵屏風。お客様のご要望も踏まえ、新たな作品づくりを続ける。
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松尾 和広さん(輪島市)
農業経験のない素人が半年で独立し、農家を始め、「能登の焼き栗」で注目され、数年で自立のめどが立つ。あくまでも個人経営の農業を追求しています。
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中島 浩司さん(輪島市)
奥能登輪島の造り酒屋、中島酒造場の蔵元であり杜氏。縁あって造り酒屋に婿養子として入り、杜氏として酒造りを担うようになる。震災で倒壊した蔵を再建し、酒造りを地道に続ける。
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藤本伸勝さん(輪島市)
大阪から移住してきて、門前の総持寺通りに平成21年9月5日オープンしたレストランで調理人をしています。それまでに能登に来たのは一度だけという、思い切りの良さ。今後の活躍が楽しみです。