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のとだより
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学生プロジェクト

沢野ごぼう&かや~て


 1.農家レストラン体験記


 2007年12月9日、沢野地区の皆様よりお誘いを受け、昨年に続き二度目となる農家レストラン訪問をしました。農家レストランとは、「ごぼうすき」や「七日炊き」といった、沢野ごぼうの伝統的な料理を提供する沢野地区の農家です。農家ならではの特徴があり、囲炉裏やかまどなど、普段の生活では見慣れない造りも見られ、初めての訪問者には、新鮮な体験です。
 
 今回は私たちも調理のお手伝いをさせていただきました。キッチンでは、まずは「ごぼうすき」の素材を切ることからはじまり、途中からお餅を作り始めました。お餅にはごぼうが入っており、私たちも地元の方を見習い、餅を手で千切る作業を行いました。途中、地元の方から出来立てのお餅が美味しいと聞き、餅を担当していた学生によるつまみ食いが多発しました。危うくなくなるところでした。

 また、かまどのある部屋では「七日炊き」と「たたきごぼう」を作るためにかまどに薪をくべていました。そのため室内はかなり温かくなっていました。しかし、少々煙が漏れていたのか、少し目にしみました。かまどというものが、火だけでなく、煙も作り出しているという当たり前のことも、こうして体験して初めて実感できることを知りました。

 調理が終わりに近づくにつれ、徐々に地元の方々が農家レストランに集まってきて、気がつけば部屋は人で一杯になっていました。調理完了と同時に食事がはじまり、一同、囲炉裏を囲み、ごぼうすきに舌鼓を打ちました。実際に炭を囲炉裏に入れ、鍋からとって頂くのですが、これが一家団らんなんだなぁと完全に地元ッ子気分でした。もちろん味は最高!すき焼きの中にごぼうを入れたら、味なんかわかるはずがないと思っていましたが、実際に口にすると、しっかりとしたごぼうの味が存在感を発揮していました。
 
 また、お餅も、きな粉、大根、あんこ餅の3種があり、大根餅の人気は、とりわけ群を抜いたものでした。学生の多くは大根餅を食べたことがなく、珍しさとおいしさに、十分満足していることが、ほおばる顔からもしっかりと伝わってきました。
 さらに「七日炊き」、「たたきごぼう」など、ごぼう料理が目白押しで、他にも地元で採れた山菜料理もあり、沢野を食べ尽くした、という満足感でいっぱいでした。
 
 食事の間、地元の方から様々な話を聞き、食後も囲炉裏を囲み、地元にとけ込んだ時間があっという間に過ぎていきました。どれだけ、暖かい雰囲気だったかは、気づくと幸せそうに寝息をたてている学生がいたことからもわかっていただけると思います。
 最後に、余った料理を持って帰れるよう地元の方がパックを用意してくれたので、私たちは遠慮を忘れ、ありったけの料理をいただくことになりました。地元料理には、それだけの魅力があふれていたということです。
 
 農家レストランは、料理だけでなく、そこでお世話をしてくれる地元の方々の愛であふれた優しく、暖かい場所です。もうすでに次回の訪問を考えている我々はただ食いしん坊なだけでないのは、このレポートからもわかっていただけると思います。
 
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