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のとだより
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学生プロジェクト

地域ブランディングによる能登の活性化

1.輪島・千枚田
  あぜの万燈(あかり)

 2008年7月19日から10月26日の100日間に渡り、能登半島全域にて「能登ふるさと博」が開催されました。その一環として10月4日に行われた輪島市にある千枚田で約3万個のロウソクをともすというイベントの様子をレポートします。
■千枚田とは
 千枚田とは、石川県輪島市白米町にある棚田です。一面に海が広がる絶好のロケーションに千枚田はあります。田の枚数は国指定部分で1004枚あるそうです。また、平成13年1月29日には、全国の棚田で初めて国の名勝に指定されています。田植えや稲刈りは多くのボランティアを募って行っています。
一度田に足を踏み入れると、急な坂があったり、段差があったりと、移動するのに体力が必要でした。
■海が!!
 千枚田は一面に海が見えるのはもちろん、一番下まで降りていくとすぐ近くに海が感じられます。また、千枚田を下りていく途中で急な坂があり、そこを下ると坂の先には海しかないような感覚になりました。こんなにも海を近くに感じられる田んぼはほかにはないでしょう。
 
■ボランティアの様子
 この日は約260人ほどのボランティアの方々が千枚田のライトアップに協力してくださいました。休日ということもあり、家族連れや学生、地元の方など様々な方が参加していました。このボランティアの人たちをピンク、オレンジ、緑、青などのチームに分け、担当範囲を割り振って作業をしました。
 さっそくロウソクの設置を始めました。プラスチックのコップに竹串を刺して固定し、その中にロウソクを入れました。一人100個は設置しました。最初はプラスチックのコップに竹串を刺すのに時間がかかり、なかなか作業が進みませんでした。しかし、何個か設置している間にコツをつかみ、すばやく設置することが出来るようになりました。
 大学生でも移動が大変だと感じるくらいの段差でしたが、年配の方々が元気に移動しているのを見て、私たちも頑張らないと!という気持ちになりました。
■ハプニング!!
 私たちがロウソクを設置しているときにハプニングが起こりました。1つは、突然ヘビが現われたことです。千枚田がいくらすばらしい景観だからといって、田んぼであることに変わりがないということを私たちはすっかり忘れていました。普段の生活ではほとんど見ることのないヘビが急に現われたことに驚いて、思わず「キャー!!」と声をあげてしまいました。
 そしてもう1つのハプニングは、学生の一人が田んぼのぬかるみにはまって、ひざから下が泥だらけになったことです。
少し湿っているなとは思ったのですが、まさかはまるとは思いませんでした。田んぼのぬかるみには気をつけなければいけないということを学びました。
■点灯&開会式
 16時半になり、いよいよ点灯の時間となりました。自分たちが設置したキャンドルを中心にチャッカマンで灯をつけました。徐々に日も落ちてきてキャンドルの光がとても映えるようになってきました。
 そして17時半頃から開会式が始まりました。輪島市長などがいらっしゃって、伝統ある火を使ってたいまつに火をつけたりお話をされていたりしました。

■日没とともに…
 日が暮れるにつれて、キャンドルの光が存在感を増してきました。右の写真のように千枚田のあぜを鮮やかにキャンドルが彩っていました。このあぜの間を歩くこともでき、私たちも暗闇の中千枚田のあぜを歩いてみました。遠くから見る千枚田のキャンドルもきれいでしたが、近くで見るキャンドルもロマンティックでした。
 このイベントでは他にも太鼓の演奏などが行われました。太鼓の演奏はこの厳かな雰囲気にとてもマッチしていました。とても力強い演奏で聞き入ってしまいました。
 海の近くなので夜になると非常に冷たい風が吹きます。それにもかかわらず、多くの方がこの輪島・千枚田あぜの万燈を一目見ようとやってきていました。イベントは20時半くらいまで行われていたのですが、その間途切れることなく人が行き来していました。
■このイベントを終えて
 このイベントを通じて様々な人とかかわりながら何かをやるということは本当に楽しいことだと感じました。また、自分たちが設置・点灯したキャンドルがきれいに光っているのをみてやってよかったなぁと達成感も感じることが出来ました。
 そして輪島市観光課をはじめとする主催者の方々が事前の準備から当日の指導まで尽力していただいたおかげで、ボランティアが円滑に進んだのだと思います。
 今回のように市役所や地域の方、地域外の方などいろんな方が参加し、1つのイベントを作り上げることによって地域がひとつになり、多くの人がその地域を訪れてくれることによって地域活性化の第一歩になったと思います。このようなイベントが今後継続的に行われることを願っています。

 
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