能登スタイル

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能登丼

能登人の掌(のとびとのて)
輪島塗椀木地職人
      辻義宣さん


※内容、時間、料金など掲載情報は取材時のものです。
ご利用・お出かけの際は、お問い合わせ先などでご確認ください。

「能登で作られた器」というのが、能登丼の定義の一つ。
ということで、輪島塗の椀木地職人である辻義宣さんの工房にお邪魔し、木地作りの話を聞いてきました。
■「俺の作るがはやさしいのばっかりや」
「能登の優しい部分を、椀のふっくらとした曲線で表現したい」と、椀木地職人の辻さん。「俺の作るがはちょっと大きめやけど優しいのばっかりや」と、ニッコリ。原料となる欅の木を削り、形を作り上げていきます。
そして、仕上げの削りの薄さは0.01~0.05ミリ。
長年の経験や感覚、削り具合を目で見て、そして削り音を耳で聞くことで、辻さんは自分の描く器の曲線を作り上げていくのです。
■輪島塗のルーツ、丼のルーツ
もともと輪島塗にどんぶりはないということですが、輪島塗の元となったと言われる合鹿碗が、ちょうどこのどんぶりのような大きさなのです。そして、辻さんが教えてくれました。合鹿碗が作られていた柳田地区では、忙しい田植えの時期に、おつゆとおかゆを一緒に混ぜて食べるのに使っていたそうです。
ご飯におつゆをかけて食べる。これって、今の丼の原型ではないでしょうか。
■道具が作れて初めてお椀が引ける
その他に注目なのが、椀木地職人が使う道具。これらはすべて椀木地職人さんの手作り。道具が作れて初めてお椀が引けるというくらい、道具作りは職人になる前の初歩であり、最初の仕事なんだそうです。そしてこの道具の出来が木地の出来に大きく関わっていきます。
道具を作る際には鍛冶仕事も行います。一本の鋼をたたき、形を整えて木地を削るためのノミを作っていくのです。
■一つ一つの手仕事
辻さんが作る木地に漆が塗られ、さらには蒔絵や沈金が施されて"輪島塗"となって全国に、そして世界に送り出されています。輪島塗の一つ一つの工程が、こうやって手仕事で一つ一つ行われている様子を、しっかりと感じることが出来、またそれぞれの職人さんの作品への想いを感じることが出来ました。
お椀の型。それぞれ違うので幾パターンもあり、どんどん増えています。
お椀の型。それぞれ違うので幾パターンもあり、どんどん増えています。
  山積みの椀木地。うつぶせにおいてありました。この後の工程は塗師さんにバトンタッチ。
山積みの椀木地。うつぶせにおいてありました。この後の工程は塗師さんにバトンタッチ。
  道具について熱く語る辻さん。道具への思い入れはとっても強いです。
道具について熱く語る辻さん。道具への思い入れはとっても強いです。
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